霧とリボン
愛書家のための小間物ブランド《霧とリボン》のブログ
DATE: 2016/07/01(金)   CATEGORY: 直営SHOP
“女の子”から“不良少年”へ
七月になりました。

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「女の子」たちのひとときが幕を下ろし、霧とリボン 直営SHOP“Private Cabinet”は現在、「不良少年」たちをお迎えすべく、準備を整えております。

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六月に開催した花園magazine×霧とリボン 共同企画展《Girl & Paper〜女の子はお砂糖とスパイスと素敵な“紙モノ”でできてる!》は、連日たくさんのお客様にお越し頂き、賑やかで華やいだ会期となりました。
お越し下さった皆様、告知にご協力下さった皆様に心より御礼申し上げます。

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やがわまき様がDM用に描いて下さった赤毛の女の子にちなみ、赤色をポイントに、菫色の小部屋はリボンや三編みあふれるガーリールームに大変身!

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ガール・カルチャーを知的にキュートに発信する花園magazine様との初めての共同企画展。本展では、紙版最新刊『花園magazine vol.8』と連動した「Girl & Paper」をテーマに、女の子のイラストや素敵な“紙モノ”をお部屋いっぱい、お届け致しました。

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やがわまき

やわらかなタッチで描かれたそれぞれの女の子たちの時間。技法や紙にこだわったステーショナリー類もたくさんご出品頂きました。

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やがわまき《女の子と髪》2016
「紙」と「髪」のユーモアが素敵な一作

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やがわまき《hot chocolate with chill pepper》
「お砂糖」と「スパイス」にちなんだ女の子のテーブル

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やがわまき《お花の洋服》
可愛い栞と一緒にお部屋に飾りたい



mikemori

『花園magazine vol.7』の表紙イラストを手がけたmikemori様からは、「女の子」と「紙」から発想した、トレーシングペーパーの透け感美しい原画作品が届きました。精緻な作品に棲むのは、自由に生きる女の子たち。

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mikemori《夢見ドレス》2016
「美しい夢が見られるナイトドレスをイメージした」一作
あわやかな菫色に白の繊細が浮遊する美しさ

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mikemori《ランジェリー&シューズ》2016
「女の子はどこまでも足取り軽く自由に生きてほしい」

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mikemori《ブーケ》2016
まるで六月のロンドンを颯爽と歩くダロウェイ夫人の花束のよう…



トシダナルホ

「大好きな物語の登場人物を、大好きな生地の模様と組み合わせてパステルカラーの世界を作った」トシダナルホ様。可憐でありながら凛とした女の子たちの、それぞれの新たな一歩が小部屋に煌めいて……

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トシダナルホ《オデットの決意》2016
様々な技法のミックスが物語の一幕に奥行きを与えています

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トシダナルホ《アリスの戸惑い》2016
テキスタイル模様の中にアリスの物語を閉じ込めたガーリーで甘やかな一作

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トシダナルホ《モモの静かな闘志》2016
一冊への愛情が丁寧に込められた作品たち



ディマンシュ

一点一点、シルクスクリーンで手刷りされた贅沢なカードを制作するディマンシュ様。花々やスイーツ、女の子がいる風景、夏のご挨拶に送りたい涼しげなカードなどが勢揃いしました。

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カード製のスイーツはプレートに、ナイフとフォークも添えて

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猫のいる瀟洒で涼しげな風景

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夏のご挨拶にピッタリのカードたち



★蔵書票コーナー★

「紙の宝石」と呼ばれる蔵書票を各作家が創意を凝らして制作、愛書家の皆様に大好評でした。

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蔵書票とは書物の持ち主を示す紙片。書物の見返しに貼ったり、額に入れて飾ったり、カードとして贈り物に添えたり、使い方はいろいろ。

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やがわまき様の蔵書票

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mikemori様の蔵書票

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トシダナルホ様の蔵書票

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ディマンシュ様の蔵書票

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ミストレス・ノールの蔵書票

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霧とリボンの蔵書票

蔵書票を初めて知る方のために、霧とリボンの蔵書、オスカー・ワイルド『A WOMAN OF NO IMPORTANCE』の古書を展示しました。ハロッズを創始したハロッド一族の蔵書票が貼られています。
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花園magazine

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最新刊『花園magazine vol.8』の表紙撮影は霧とリボン直営SHOPで行われました
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この機会にまとめ買いして下さるお客様も多く、最新刊も既刊も大好評! 通常は年に二度の文学フリマと通販のみで販売されているため、『花園magazine』をお目当てにお越し下さったお客様には大変喜ばれました。
知性をカジュアルに纏い、“好き”をとことん追求する瑞々しい感性でガール・カルチャーの「いま」を発信する花園magazine様。「映画、音楽、小説、漫画、ファッション、美術、暮らし、いけめん、かわいこちゃん」まで、取り上げるジャンルは多種多様。毎回それらを独自の切り口でエレガントに纏め上げる手腕は圧巻の一言。才媛たちの動向から目が離せません。

引き続き、霧とリボンでは『花園magazine』を常設展示販売致します。ご来店の際はぜひゆっくりお楽しみ下さいませ。



映画研究会工作部

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『花園magazine vol.8』掲載の、映画愛に満ち満ちた、ウィットあふれるDIY作品たち。私も大好きなバンドの応援グッズなどをDIYするのが生き甲斐だったりするので、工作部さまの楽しいセンスにわくわくでした。会期中、紙刺繍のニコラス・ケイジやウチワのトム・クルーズ、映画チラシで制作された栞の中のエディ・レッドメインと目が合うたび、微笑み返しをしてみたり。ポップアップカードからオリジナルアクセサリーまで、ヴァリエーションも豊富な映画愛の素敵グッズ、ご紹介できて光栄でした。



A.Y.A

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表紙グラビアも飾る『花園magazine』のイット・ガール、新世代のシンガー・ソング・ライターA.Y.A(エー・ワイ・エー)様のCD作品《2 COOL 4 SCHOOL》も本展示からお取り扱いがスタート。チルウェイヴ、インディR&Bなどをしなやかな感性で横断しながら現代のリアルを歌うA.Y.A様のクールな音楽世界、ひとりでも多くの方々に知って頂きたいです。
「きっとあなたは/2 Cool 4 School/他と群れるには素敵すぎるだけ」

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最終日にご来店下さったA.Y.A様



★ミストレス・ノール★

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プライベート・プレスの原点である2004〜2005年にかけて出版した『リーフ・ブック《刺繍刑》』vol.1〜vol.5の作家保存分を出品、最後のリーフたちが旅立ちました。



★サロンイベント&クロージングパーティ★

最終日には、サロンイベント「《女子と紙と応接間文化》を語らう夕べ」を開催致しました。

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この日のために花園magazine様が用意して下さった『THE PURPLE PAPER』
メンバーによる応接間とGirl & Paperにまつわる充実したコラムが満載
今後、霧とリボン直営SHOPに展示致しますのでぜひご高覧下さいませ

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メニューは花園magazineセレクションの可愛いお箱のお菓子やワイン
茶器は、BBC《シャーロック》で使用されたAli Miller社の一品

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Girl & Paperオリジナル“Drink Me!”
エルダーフラワー・コーディアルのミネラルウォーター割り

サロンイベントのきっかけは、『花園magazine vol.5(2014年秋冬号)』に掲載されたばちこ様のコラム《夢見る応接間》。

「あの頃の『応接間』にあった『翻案される西洋のファンタジー』」

「野暮ったく泥臭い日常から少しだけ乖離したヨーロッパ——もちろん想像の産物としての『憧れの欧羅巴』の匂いがする場所としての応接間。」

「昭和期に“西洋の女の子に憧れる女の子”だった人たちにはあの場所で培われた『夢』の力は決して少なくはないのでは?」


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長いあいだ記憶の奥底に眠り続けていた原風景としての「応接間」。同じように「大好きな少女小説や御伽噺のヒロインの気分に近づけるような気がした」応接間という場所。

応接間がいかに現在の自分の核を形作り、いま現在も応接間の気配を求めて生きているか。そして、今を支える「夢」はあの場所で培われたものだったと、《夢見る応接間》に出会った時、ずっと知りたかった確かさをようやく手にしたような、ずっと帰りたかった場所に帰れたような、そんな深い感慨に包まれました。

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当日のテーブルには「イメージ上の西洋貴族」を絵に描いたような茶器を…
ミストレス・ノールが育った応接間の
サイドボードに飾られてた昭和中期頃の日本製


ガーリエンヌ様とばちこ様を案内役に、過去と現在を行き来しながら皆様の記憶から呼び覚まされた「応接間」の風景、とても興味深かったです。ばちこ様がご紹介下さった岸田今日子さんの『時の記憶』(上写真)、人生の折々に紐解きたい大切な一冊になりました。

作家さまを交えたクロージング・パーティも賑やかに、アブサン・ファウンテンの頽廃の一杯にも酔いしれつつ、こうして女の子のひとときは幕を閉じました。

参加作家の皆様、映画研究会工作部の皆様、そして素敵な企画を叶えて下さった花園magazine様に心より感謝申し上げます。



★おまけ★
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霧とリボンの看板猫モペット(但し、直営SHOPには入室禁止)が『PHPスペシャル 7月号』の連載「猫がいる」に登場! ステージママによる珠玉の(撮り下し含む)写真満載! ひそかに皆様をお迎え致しました。(引き続き、直営SHOPに展示致します)



まもなく不良少年たちの夏フェス、《菫色の実験室vol.1〜菫色×不良少年》が7月9日よりスタートします。お誘い合わせの上、ぜひ遊びにいらして下さいませ。

皆様のご来店をお待ちしております。

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